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記事: COCARNEブランド共通成分の3種の「 加水分解成分 」

COCARNEブランド共通成分の3種の「 加水分解成分 」
ヘアケアの知識

COCARNEブランド共通成分の3種の「 加水分解成分 」

COCARNEブランド共通成分の3種の「 加水分解成分 」
コカルネにはヘアカラー毛をより美しく表現するための共通成分として、3種の加水分解成分を配合しています。
本コラムでは、その「加水分解」について解説させて頂きます。

加水分解とは-?
あまり聞き馴染みのない「加水分解」ですが、実は日常にその反応は隠れていたりします。
久しぶりに履こうとしたスニーカーのソール部がボロボロと崩れることや、取れてしまって履けない状態になった経験はないでしょうか?

あの、ボロボロと崩れ、取れてしまうのは「加水分解」の反応によるものです。
スニーカーの場合だと、空気中の水分や雨などの水分が、ソール部の結合を切って分解してしまうことで崩れていってしまいます。
つまり加水分解とは、水が化合物や反応物の結合を切ることによって化学的な変化を引き起こす過程の反応のことを言います。

例えば、タンパク質は加水分解されると、オリゴペプチドとアミノ酸が生成され、砂糖であれば加水分解により、ブドウ糖と果糖が生成されます。
結果として、加水分解された成分は非常に小さな分子になった成分として生成されます。

ヘアケアにおける加水分解成分
ヘアカラーケアにおいて、毛髪内のより深い層に有効成分を届け、カラーの褪色要因やダメージ要因にアプローチを掛けることで、美しい髪や健やかな状態へと導く事ができます。

毛髪の表面にはキューティクルと呼ばれる鱗状の層が形成されており、毛髪内に成分を浸透させるためには、成分の分子量(分子のサイズ)が約3,000以下であると望ましいと言われていますが、加水分解されていない同成分だと、数万〜数十万の分子量が一般的なため、毛髪内からのアプローチは難しくなります。

毛髪内に浸透しない有効成分は毛髪の表面近くに付着します。表面近くに付着した有効成分はドライヤー時の髪同士の摩擦や、就寝中の枕での摩擦、スタイリング剤での剥離、日々の洗髪などで流れ落ちやすく、長期的な効果実感も損なわれかねません。

コカルネはブランド共通成分に3種の加水分解成分を取り入れることで、すべての製品でカラーヘアを毛髪の深層から美しく、健やかな状態へと導くブランドです。

次のコラムでは、加水分解成分のそれぞれが持つ特徴について解説していきます。