記事: カニナバラ果実油とは

カニナバラ果実油とは
シャンプーやトリートメントだけで無く、石鹸や洗顔フォーム、化粧水やボディケアなど多くの化粧品に配合されている成分ですが、どのような成分なのでしょうか?
本記事では、カニナバラ果実油について深掘りします。
カニナバラとは?
カニナバラとはカニナという野薔薇の名称になります。
ヨーロッパ、チリやペルーなどに多く生息しており、ドッグローズという名称もあります。
カニナバラ果実油は、その果実から採取できるオイルで「ローズヒップオイル」という名称でも以前より多くの化粧品などで含有されていました。
化粧品成分としての効果は?
含有される理由として、細胞の新陳代謝を助け、衰えてきた肌の若返りをサポートすると言われているオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、パルチミン酸、ステアリン酸などの、抗酸化作用(アンチエイジング効果)に期待できるからです。
また、抗酸化作用や色素沈着を抑制するビタミンCがレモンの約20〜40倍ほど含まれており、イメージでもその効果が期待できるのでは無いでしょうか。
- 毛髪におけるエイジング現象の特徴とし
- 髪に艶がなくなり、パサつきが出てきた
- 髪にうねりが出た
- 髪のまとまりにくくなった
- 髪のハリコシがなくなった
- 髪、頭皮が乾燥する
などが挙げられ、それらの現象を抑制します。
さらに、角質の水分量の増加をサポートする、保湿効果にも期待できることが特徴です。
頭皮のアンチエイジングにも
髪が生える土台である頭皮ですが、お顔と同じ皮で繋がっており、頭皮環境が毛髪の環境にも大きく影響してしまうことは、多くの方がご存知なのではないと思います。
お肌がエイジング現象で保湿力を失い、お肌のハリやみずみずしさが衰えてしまう現象は視覚的には確認しにくいですが、頭皮でも同じ現象が起こってしまいます。
頭皮の乾燥は、毛髪のヘアサイクルや髪質にも大きく影響を与えてしまうので、デイリーケアで対策を取っていきたいですね。
頭皮用化粧水などでの効果的なケアや、まずは手軽にカニナバラエキスが配合されているシャンプーなどで予防を始めてみるのもおすすめです。
シャンプーやトリートメントの選択は毛髪の環境に加えて、頭皮環境にも適した内容を意識していきましょう。