
毛周期(ヘアサイクル)とは
ヘアサイクルの理解は、健康な髪を維持するための第一歩です。日常の生活習慣を見直し、適切なヘアケアを行うことで、健やかな髪を保つことができます。
毛周期(ヘアサイクル)を知ろう
日本人の毛髪本数は平均10万本と言われており、1日に50〜60本が自然に抜けていきます。 髪の成長速度は人によって様々ですが、1日で約0.3mm、1ヶ月で約1cm、1年間で約15cm伸びることが平均で、毛髪の寿命は男性で3~5年、女性の場合で4〜6年ほどです。この1本の毛髪が生まれてから抜け落ちるまでの周期を「毛周期(もうしゅうき)」といい、毛周期は成長期、退行期、休止期、発生期の4つの時期に分かれます。
成長期(アナゲン期)
成長期は髪の毛が最も活発に成長する期間で、一般的には2〜6年続きます。この期間中、毛根の細胞が急速に分裂し、髪の毛が長く太くなります。成長期にある毛髪は全体の約85〜90%を占めています。
退行期(カタゲン期)
退行期は成長が停止し、毛根が収縮する短期間の移行期です。この期間は約2〜3週間続きます。退行期にある毛髪は全体の約1%程度です。
休止期(テロゲン期)
休止期は髪の成長が完全に止まり、毛根が活動を休止する期間です。この期間は約3ヶ月続きます。休止期にある毛髪は全体の約10〜15%を占めています。休止期が終わると、毛髪は自然に抜け落ち、新しい髪が成長期に入って生えてきます。
毛周期のうちほとんどは成長期です。成長期が長かれば、髪はその分長く成長し、また太くなる傾向があります。その後、成長が止まる退行期、毛根の位置が浅くなる休止期を経て、新たに生まれた髪に押し出されるようにして、軽い力で自然に抜け落ちます。
人によってヘアサイクルの期間はさまざま
このサイクルは個々の毛髪で異なり、均一には進行しないため、一度に大量の髪が抜け落ちることは通常ありません。しかし、何らかの原因でヘアサイクルが乱れると、脱毛症や薄毛の原因となります。例えば、ストレス、ホルモンの変動、栄養不足、遺伝などがヘアサイクルに影響を与えることがあります。
また、性別や年齢によってもヘアサイクルの長さや割合は異なります。男性は加齢とともに成長期の期間が短くなり、薄毛の原因となることが多いです。一方、女性は妊娠や出産後に一時的な脱毛が起こることがありますが、通常は時間とともに回復します。
ヘアサイクルの健康を保つためには、バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理、そして頭皮ケアが重要です。