コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: シルクとは

シルクとは
ヘアケアの知識

シルクとは

衣類や生地などで聞き馴染みがある「シルク」は上品な光沢と滑らかな肌触りをした繊維です。あらゆる繊維の中でも最も美しいと言われることも多く、その美しさから”繊維の女王”と表現されることもあります。

シルクは蚕の繭から採取することが出来る天然素材です。

繭から取れる繭糸は驚くほどの長さの繊維で、1つの繭玉から採取できる繭糸は1,000m~1,500mにもなると言われています。

シルクには独特の光沢がある印象がありますが、繭から紡いだばかりの繭糸には特有の光沢感なく、絹糸を作る過程で素材の性質から生み出されるもので人工的に作れるものでもありません。

ドレスや着物などの高級衣類には欠かせない繊維となっているシルクは、自然が生み出す

唯一無二の繊維です。

髪にとってのシルクとは?

シルクの原料である繭糸は2種類のタンパク質で構成されており、フィブロインとセシリンという名称です。

その内のフィブロインはグリシン、アラニン、セリン、チロシンなどの毛髪やお肌を作っている10種類以上のアミノ酸を含んだ成分です。

髪の主成分「ケラチンとは?」のコラムで毛髪はタンパク質が主成分となっており髪を構成する85~90%を占めていると説明しましたが、セリンは髪のタンパク質を構成する成分の1つで、主成分のグリシンやアラニンはコラムの「コラーゲン」を作る元になる成分です。

毛髪の主成分であるタンパク質や、毛髪に潤いやハリを与えてくれる「コラーゲン」との親和性が高い事で効率的に毛髪に留まり作用します。

毛髪にとって期待できる効果は、抗酸化作用や保湿効果です。

抗酸化作用と保湿効果

シルクの効果として期待できる抗酸化作用と保湿効果は密接に関わっています。

抗酸化効果=酸化を抑える効果 の意味を指します。

酸化と聞くとイメージしにくいですが、例に挙げると「鉄」が酸化をしてしまうと錆びてしまうように、年齢とともに増える活性酸素が人体にも同じような影響を与えます。

同様のケースで発生する毛髪環境の変化は

  • ツヤが失われる
  • 水分バランスが乱れ、うねりやクセが出やすくなる
  • 弾力やハリがなくなる

などが挙げられます。

これらの現象やヘアカラーを繰り返して起こる毛先や頭皮の乾燥などの現象にうるおいは必要不可欠で、抗酸化効果で酸化現象による毛髪環境の抑制と、失われる水分を与えてあげることが期待できるシルクは有効な毛髪ケア成分の一つであるといえます。

加水分解シルクを配合したCOCARNE

シルクを構成しているタンパク質のフィブロインをご紹介しましたが、アミノ酸が1本の鎖状になってつながっている特徴的な構造になっており、そのため分子量が非常に大きい成分です。

分子量の大きさから、シャンプーやトリートメントに取り入れて毛髪内への浸透が難しく効果が望めないとされた中、加水分解することで分子量を細かくすることで毛髪へのアプローチを実現したのが加水分解シルクです。(加水分解については別コラムをご確認ください)

コカルネはシリーズ共通成分として加水分解シルクを配合しています。

シャンプーとトリートメントの両方に配合されているので、合わせてご使用頂くことで、年齢を重ねることに起こりやすくなる髪質のお悩みやヘアカラーを繰り返すことで乾燥しやすくなる毛髪をみずみずしい状態へと導きます。

是非、毛髪と乾燥要因で引き起こすお悩みがある方は試してみてください。